一昨日、4月10日、祖父が亡くなりました。
じいちゃんの思い出を残しておきたいので書きます。
私は小さい頃に両親が離婚しているので、今の義父が来るまで祖父が父親代わりでした。
離婚後、若く苦労していた母の事情で祖父祖母の家に預けられ、数年間暮らしました。
その後もじいちゃんばあちゃん子だった私と妹は、よく家に泊まりに行き、ずーっと世話をかけていました。
じいちゃんは昭和の男って感じの人で、寡黙なんだけど礼儀にうるさくて、ちょっとしたことでゲンコツが飛んでくる怖いじいちゃんでした。
魚市場で働いて、パチンコが強くて有名で、いつも車を磨いていて、チャボや雉や孔雀や小さい鳥からカラフルな鳥まで、いーっぱい鳥を飼っていました。
40代から糖尿を患い、晩年は半分寝たきりでしたが、顔を見に行くと喜んで、誕生日プレゼントを持って行くと嬉しそうにしていました。
10日は、ちょうど母と「じいちゃんとばあちゃんの顔見に行こうか♪」と言っていた日でした。
大病に大病を重ねて、よくここまで長生きしたね~!とよく言われていましたが、最後は眠るように亡くなりました。
死に顔も安らかで綺麗で、まるで生きているようだったので、通夜の日は親族皆が実感がなくて、じいちゃんのお棺の前でワイワイガヤガヤ宴会状態でした(笑)じいちゃんも賑やかで楽しかったんじゃないかな。
糖尿になってから食べられなかったチョコレートやメロンパンを、孫みんなでお棺に入れてあげました。
通夜にも大勢の人が来てくれて、葬式も盛大で、みんながお棺に花を入れるとき泣きながらお顔をなでてくれました。
怖いじいちゃんだったけど、みんなに愛されて、いい人生だったんじゃないかと思います。
じいちゃんの遺品に、私が生まれた時に買ってくれた雛人形をもらいました。
ずーっとじいちゃんの部屋に飾りっぱなしだったという・・・。
私が結婚しないのはそのせいだと親族全員に言われました(爆)
じいちゃん、ありがとう。
何十年か後にむこうで一緒にパチンコしようね♪
だんなの呟き
大好きな京本政樹さんの事とか、たまに猫。京本さんのイラストも描いてます。
とても素敵なおじいちゃんだったんですね。文章からだんなさんのいっぱいの愛情が伝わってきます。
私の祖父も昨年の3月になくなりましたが、「あれ?眠ったの?」というような感じで息をひきとったそうです。棺の中で、笑ってるようにしか見えない祖父に、思わず泣き笑いしてしまいました。ちりとての草若師匠のように、きっと向こうで懐かしい人達に会って、楽しく暮らしてますよね。いつかそこへ行く日まで、私達はこちらでもう少し頑張りましょうね!
心よりご冥福をお祈りいたします。
さくらさん、ありがとうございます。
>草若師匠のように
ほんと、ああいう賑やかなあの世に行ってパチンコして車磨いてそうです(笑)
亡くなった顔がいい顔してると、ほっとしますね。
笑ってるようにしか見えないお顔っていいですね。
私もそういう最後がいいなぁ(*´ェ`*)